研究者・開発者として
思い通りの働き方ができる。
そんな会社を見つけました。

制御開発山本 樹

物質理工学院材料系材料コース 2018年入社新卒入社

入社の理由

縁のない山梨県への引っ越し。
迷ったけれど、正解でした。

子どもの頃から科学者に憧れ、将来は何らかの研究者になりたいと考えていました。ひとつの会社に長く勤めることも理想だったので、就職活動では数十年後にも社会から必要とされる企業を探しました。そんな条件に、キトーは十分に合致していました。研究者を目指す私にとっては、会社の規模も理想的でした。あまりにも大規模な企業では一人ひとりの業務範囲が細分化され、自身が研究したい分野に総合的に関わることは難しいと考えていたからです。ただひとつの懸念点は、勤務地が今まで馴染みのなかった山梨県であること。首都圏で生まれ育った私にとって、縁のない地への引っ越しは大きな迷いとなりました。会社にもこの点を正直に伝えましたが、人事の方々は私の気持ちに寄り添い、決して急かすこともなく待っていてくださったのです。今では、山梨は暮らしやすい土地だと感じています。東京へも気軽に出られますし、アウトドアやサイクリングなど、山梨に来てから始めた趣味も増え、想像していたよりも遥かに充実した日々を過ごしています。

現在の仕事

リーダーとして、
一開発者として、
全体像を俯瞰していたい。

私が入社して以来所属している制御開発グループは、エレクトロニクスの技術によって製品の付加価値を向上させる基礎技術を開発する部署として発足しました。キトーの中ではまだ新しい部署であり、会社の期待を感じています。そのため、私の部署で扱う業務は社外秘どころか社内秘であることも珍しくありません。中々成果を表に出すのは難しいですが、新しい製品を定番のラインナップに加えることができれば、業界では必ず話題になるでしょう。私は開発者ではありますが、リーダーとして仕様検討から設計、試作、評価、量産までの各段階のフォローも行っていますので、幅広いスキルアップにつながる経験ができています。時にはサプライヤ訪問などで海外出張をすることもあり、これは単なる研究者では得られない経験だと感じています。同時に、研究色としての要素もしっかりと強い仕事なので、学生時代に思い描いた研究者らしい日々も送ることができており、充実しています。こうして自分が関わる業務の全体像を俯瞰し、上流から下流までの流れを見られることは、キトーならではだと感じます。

研究者・開発者として

自分だけの知見を持つ、
唯一のエキスパートになる。

制御開発グループには、キトーの中でも特に専門性を有するメンバーが揃い、全員が何らかの分野のエキスパートと言えます。私自身についても、私だけが知見を持つ分野が増えてきています。しかしそれは結局、専門性が深くなればなるほど、次の段階へ行くためにさらに必要なことが見えてくるから。入社当時は「モータの研究開発が出来れば満足」と考えていましたが、今ではモータのみならず、モータを動かすために必要なドライバ、それを構成するハードウェアとソフトウェアにも探求の範囲が広がっています。「あの分野もこの分野も、広い範囲を総合的に理解しなければ」と、研究者・開発者としての理想像はどんどん上がっていきますが、エキスパートとして独自の道を歩んでいる実感があります。

今後の目標

入社以来の主担当はモータの開発ですが、最近では、制御アルゴリズムの開発やソフトウェア製作も手掛けるようになりました。毎年のように新しい経験をし、知見が広がっていく実感があります。できればこの分野の研究を長く続け、新製品を世に出し、挑戦を続けていきたいです。

1日のスケジュール

開発部門の業務内容は業務の進捗状態次第。何日間も仕様書や関連ドキュメントを書いていたり、ずっと実験をしていたり、プログラミングをしていたり。数ヵ月に一度は出張の機会もあります。

7:10 フレックスタイム制度を利用して早めに出社
7:30 メールチェック、予定確認、仕様書や報告書の作成
8:20 朝礼
8:30 毎日の業務内容は、担当業務の進捗段階次第で異なります。
・試作品の設計、解析、作図
・試作品の実験評価
・業者との打ち合わせ(試作内容の整合、スケジュール管理等)
・社内打合せ(進捗管理、計画検討、開発方針整合、検証結果の共有等)
16:05 フレックスタイム制度を利用して早めに退社
pagetop