製品の一部では
満足できない。
作りたかったのは、
全部です。

開発
小菅 幸介 Kosuke Kosuga
工学研究科 物理工学専攻 2011年入社

なにを作るのか、ではなく、
どこまでやらせてもらえるのか。

大学時代は、研究室でタンパク質などの構造解析に使われる装置を作っていたので、将来的にも“ものづくり”の現場で活躍したいと思っていました。会社選びで重視したのは「なにを作るのか」ではなく「どこまでやらせてもらえるのか」。製品の一部ではなく、全部をやりたいという思いがありました。そんな時、ある合同説明会で出会ったのがキトーです。ものづくり全体に携われることはもちろん、工場見学や人事の方と話しをするうちに、会社のものづくりに対する真摯な姿勢が伝わり、単純にそれが自分に合っているなぁと。あとビックリしたのが、説明会が終わって研究室に戻り、何気なく上を見上げたら「KITO」の文字が。私自身、すでにキトーの製品に触れていたんです。一般的な認知度はまだまだ低いけれど、産業の発展を支える製品を製造している。すごい会社なんだと思いました。

失敗から得るものはあっても、
失うものは、なにひとつない。

研修後はクレーンを扱うチームで半年間、その後は手動製品のモデルチェンジを行うチームに配属されました。そして入社1年目が終わる頃、突如チャンスは訪れます。「この製品、丸ごと設計して」…驚きました。不安もありました。ただ、何よりチャンスだと思いました。案件内容は既存製品の小型化(軽量化)。いかに強度を下げずに軽量化させていくか、試行錯誤の連続でした。入社1~2年目にして製品設計に丸々関われたことは、とても貴重な経験でした。その後、ワイヤロープホイストの開発に携わり、2016年には「ワイヤロープホイストRY形」をリリースさせることに成功。やっと自分の作った製品を世の中に出すことができた。ひとつ夢が叶った瞬間でした。

たくさんの人の力が合わさって
世界に誇れるキトーの製品は生まれている。

現在の私の仕事は、ワイヤロープホイストの設計。設計コンセプト立案から、デザインの設計、部品の設計、試作評価からリリースまで携わっています。ワイヤロープホイストの生産は中国で行っているため、図面を中国用に変更したり、時には実際に現地へ赴いて、現地の設計者に混じって変更・指示を行ったりすることもあります。国内の関連部署、中国の設計開発チームをはじめ生産ラインで働く作業員の方々、たくさんの人の力が合わさって、世界に誇れるキトーの製品は生まれています。チェーンブロックにおいてはシェアNo.1を誇るキトーですが、ワイヤロープホイストではまだまだシェアが低く、チャレンジャーの立場です。今後もたくさんの人の力を借り、少しでもシェアを拡大していけるよう、頑張っていきたいです。

今後の目標

自分が開発したものがリリースされるだけじゃなく、それが世の中に普及していって、はじめて自分の夢・やりたかったことが叶ったと言えるのだと思います。工場見学に行って、自分の設計したものが上に吊り下がっていたら「やったな」と嬉しい気持ちになります。そんな喜びを、今後も増やしていきたいですね。

1日のスケジュール

開発の段階によって変わります。設計の段階だと1日中図面を描いていますし、試作機をつくったあとは、1日中試験を行ったりしています。

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